カナディアンソーラー12kWとTesla Powerwall 13.5kWhを4台 合計54kWh をフル活用し、電気代をできるだけ抑えたい共働き家庭の一日分のデータをまとめました。早朝の電気自動車充電、昼間のエコキュート運転、年中フル稼働のエアコンというハードな条件でも、どこまでオフグリッド生活に近づけるのかをレポートします。


今日のデータ概要

発電・蓄電・使用状況

  • 今日の総発電量 64.5 kWh
  • 今日の総電力使用量 53.4 kWh
  • Powerwall充電量 39.1 kWh
  • Powerwall放電量 27.9 kWh
  • 売電量 0.0 kWh 太陽光は全量自家消費と蓄電に回収
  • 買電量 0.1 kWh 深夜にわずかに系統から補給

使用電力の内訳は以下の通りです。

  • 自宅で直接使用 25.4 kWh 39パーセント
  • Powerwall経由の使用 27.9 kWh 52パーセント
  • 電力系統からの使用 0.1 kWh 1パーセント

発電側から見ると

  • 自宅に直接供給 25.4 kWh 39パーセント
  • Powerwallへの充電 39.1 kWh 60パーセント
  • 系統への逆潮流 0.0 kWh 1パーセント未満

ほぼ完全に自給自足のオフグリッド生活といえる一日になりました。


共働き家庭の使用状態

生活パターンと主な電気利用

  • 年中エアコンをフル稼働し、室内環境を一定にキープ
  • 電気自動車は早朝にPowerwall中心で充電
  • エコキュートは昼間運転モードで、太陽光の余剰を優先利用
  • 夜間は洗濯機と乾燥機をフル稼働し、IHクッキングヒーターで調理

共働き家庭らしく、在宅時間が長い朝夕と夜に使用電力のピークが現れますが、Powerwallがしっかりと電力を肩代わりし、系統からの買電をほぼゼロに抑えています。


オフグリッド生活レポート

1 太陽光と蓄電池で日中の電力を完全カバー

昼前から夕方にかけての発電カーブはなだらかな山形で、最大でおよそ7kW前後まで出力が伸びています。この時間帯は自宅の電力とエコキュートの運転をまかなった上で、Powerwallへの充電にしっかり回すことができました。結果として、39.1kWhものエネルギーを蓄電でき、夕方以降の生活に備える理想的なオフグリッド運用となりました。

2 夜間はPowerwall主体で生活を維持

日没後は太陽光がゼロになる一方で、エアコン、照明、家電、夜間の家事で電力需要は続きます。この時間帯を支えたのがPowerwallです。放電量は27.9kWhで、総使用量の半分以上を賄いました。深夜帯に系統からわずか0.1kWhを取り込んだものの、ほとんどの時間を自給電力のみで乗り切っています。

3 売電ゼロでも家計と環境にメリット

今日のポイントは、売電量が0.0kWhであることです。かつてのように高単価で売電するのではなく、太陽光で発電した電力を自分の暮らしに最大限使い切るスタイルにシフトしています。電気料金の単価が上がっている今、自家消費を優先することで、売電収入に頼らずとも家計の電気代をしっかり抑えられるのがオフグリッド生活の強みです。

4 オフグリッド生活がもたらす安心感

電力系統からの使用は1パーセント 0.1kWh にとどまりました。万一の停電や電気料金のさらなる値上げがあっても、自分の家で発電し、蓄電して、使い切るというサイクルが回っていれば、心理的な安心感は大きくなります。共働き家庭にとって、仕事に集中できるインフラの安定は何よりの価値といえます。


今日の一言

今日はオフグリッド生活の理想形ともいえる一日で、太陽光とPowerwallだけでほぼ全ての電力需要を賄うことができました。売電より自家消費を優先する運用に切り替えたことで、数字にも安心感にもはっきりと成果が表れています。


まとめ オフグリッド生活で電気代と不安を同時に減らす

  • 総発電量64.5kWhに対して総使用量53.4kWhと、余裕を持って自給可能な一日だった
  • 使用電力の約99パーセントを太陽光とPowerwallでまかなうことに成功
  • 売電ゼロでも自家消費を最大化することで、電気代の上昇をしっかり抑制
  • 共働き家庭でも、生活スタイルを大きく変えずにオフグリッド生活に近づけることを実感

これからも毎日のデータを追いながら、より効率的で快適なオフグリッド生活の形を探っていきます。

ABOUT ME
けーちゃん
年代:40代/性別:男性/職業:会社員 怠惰な生活を送りながら、自分のカラダを改善する。 残りの人生を楽しめるよう、日々の記録をしてみる。