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ドキドキと感動の海外旅行 30

Tracing the Ancient Ruins of Paharpur – A Journey through Time


静寂の中に立つ赤レンガの遺跡


朝の薄い光の中、赤レンガでできた遺跡が静かに姿を現しました。
曇り空を透かす淡い日差しが、長い階段の影を柔らかく映し出します。
人々がゆっくりと登っていくその姿が、まるで過去と現在をつなぐように見えました。


広場に残る古代の記憶


遺跡の中心から少し離れると、静かな広場が広がっています。
かつてはここに多くの人が集い、祈り、語らい、学び合っていたのでしょう。
今は草が生い茂り、時折吹く風だけがその記憶をなぞっています。


巨大な階段遺構を歩く


赤レンガで積まれた長い階段を登ると、上からは壮大な風景が見渡せました。
石段の一段一段に、長い歴史が刻まれているように感じます。
人々の暮らしや祈りが積み重なってきたこの場所では、
ただ歩くだけでも不思議な静けさと力強さを覚えます。


遺跡の中心へ


中心部へ進むと、さらに高くそびえる構造物が現れます。
まるで寺院のような形をした巨大な基壇。
その上には人々が立ち、静かに空を見上げていました。
この地が信仰の場であったことを思わせる、静謐な空気が漂っています。


神秘に包まれたピラミッド状の遺跡


霧の向こうにそびえるピラミッド状の遺構は、
古代の人々の叡智と信仰の象徴のようでした。
崩れかけた石段の曲線が、美しくも切なく感じられます。
静かな空気の中に、確かに生きていた時代の息づかいを感じました。


旅の記憶として


広大な敷地に立つと、どこまでも広がる草原の向こうに遺跡の影が見えます。
この静けさと壮大さが、旅の終わりに心を満たしてくれました。
バングラデシュの地に残る古代の遺産は、
現代の私たちにも語りかけてくるようです。

ABOUT ME
けーちゃん
年代:40代/性別:男性/職業:会社員 怠惰な生活を送りながら、自分のカラダを改善する。 残りの人生を楽しめるよう、日々の記録をしてみる。