旅行

ドキドキと感動の海外旅行 29

Walking Through the Ancient Fortress of Bangladesh


静かな朝に見た、レンガの要塞跡


朝もやに包まれた遺跡の中、レンガでできた壁が静かに続いていました。
まだ発掘の途中なのか、地面の中から形をあらわすレンガの層が美しく見えます。
この地にかつてどんな建物があり、人々がどのように暮らしていたのかを思うと、
足を止めてしまうほどの時間の重みを感じました。


丘の上に残る古代の石道


丘の上に登ると、視界の先に広がるのは古代の石畳。
風に揺れる木々と、遠くに見える村の風景が重なり、
時間がゆっくりと流れているように感じます。
崩れかけた石の道を一歩ずつ歩きながら、
この場所を築いた人々の足跡をたどっている気がしました。


遺跡の周囲に広がる穏やかな景色


丘の下には細い道路が通り、人々の暮らしが静かに続いています。
レンガのカーブを描く壁が、まるで時代の境界線のように見えました。
遺跡の上に立ち、街の音を聞いていると、
過去と現在が同じ空の下にあることを実感します。


石と土の間に宿るぬくもり


長い年月を経て崩れかけた石たちのあいだに、
小さな草が芽を出していました。
人の手で積まれた石が、自然の一部に戻っていく。
その美しさに心を奪われました。


旅の終わりに

丘の上からの眺望
朝日が高く昇り始めると、遺跡全体が黄金色に染まりました。
どこか懐かしく、心が穏やかになる風景。
このバングラデシュの遺跡には、
過去を静かに語りかける力があると感じました。

ABOUT ME
けーちゃん
年代:40代/性別:男性/職業:会社員 怠惰な生活を送りながら、自分のカラダを改善する。 残りの人生を楽しめるよう、日々の記録をしてみる。