旅行

ドキドキと感動の海外旅行 25

畑と遺跡に息づく朝の風景 ― 農の営みと歴史の記憶をたどって


市場から畑へ、生命の循環を感じて


朝霧の残る空の下、青空市場は今日もにぎわっていました。
大根やキャベツを満載したリヤカーが並び、
人々の真剣なまなざしが交差する光景に、
この街の“生きる力”を感じます。


大根を積む男たちの誇り


リヤカーいっぱいに詰まった白い大根。
一つひとつが丹念に育てられた大地の恵みです。
荷車を見つめる男性の表情には、
日々の労働への誇りと静かな達成感が滲んでいました。


若い苗が並ぶ畑の風景


市場を離れると、静かな農村地帯に入ります。
整然と並ぶ若い苗が朝露に光り、
土の匂いとともに新しい季節の始まりを告げていました。
ここでは、時間がゆっくりと流れています。


歴史が息づく「井戸跡」


少し歩くと、森の中にぽっかりと現れる古い井戸。
その石積みには長い年月の跡が刻まれており、
かつてここに暮らした人々の営みを静かに語りかけてくるようでした。
光が差し込む井戸の底は、時の記憶のように深く、
どこか神秘的な空気に包まれています。


木漏れ日の中の農村道


木々が並ぶ静かな道を抜けると、
奥には小さな畑や民家が点在していました。
鳥のさえずり、落ち葉を踏む音、
そしてやわらかな日差し――
そのすべてが、心を穏やかにしてくれます。


バナナの木と農村の暮らし


緑豊かな土地に広がるバナナの木。
その奥では農家の人々が作業をしており、
のどかな暮らしと自然の共生を感じさせます。
ここには派手さはなくとも、確かな「生の営み」がありました。


旅のまとめ ― 歴史と暮らしが交わる場所で

この日の旅では、朝市の喧騒と農村の静寂、
そして過去の遺構が一つの線でつながっていました。
それは、時間とともに生きる人々の物語。
現代と歴史が交錯する瞬間に、
旅の醍醐味を改めて感じました。

ABOUT ME
けーちゃん
年代:40代/性別:男性/職業:会社員 怠惰な生活を送りながら、自分のカラダを改善する。 残りの人生を楽しめるよう、日々の記録をしてみる。