旅行

ドキドキと感動の海外旅行13


街を歩けば見えてくる現実

歩道の隅や塀のそばには、たくさんのプラスチックごみが散乱。
袋や包装紙、ボトルなどが積み重なり、風に吹かれて舞う。
日常生活の一部としての「廃棄物」がそのまま景色の中にある――
そんな現実を目の当たりにし、環境問題の深刻さを改めて感じました。

鮮やかな染色の風景

通りを進むと、今度はまったく違う色彩の世界が広がります。
竹の棒にかけられた、真っ赤や深い紫の糸。
地元の職人たちが染め上げたばかりの繊維が、太陽の光に照らされてきらめいていました。
その鮮やかさと力強さに、思わず息をのむほど。
まさに「伝統」と「日常」が共存する風景でした。

染色の裏側にあるもの

足元を見ると、地面には染料がしみ込み、土が赤紫に染まっている。
バケツや布の切れ端、使い捨ての容器が散らばり、化学染料が流出。
手作業の温もりの裏には、環境への負荷という課題も隠れている。
美しい色の背景にある現実を、見逃してはいけない――
そう感じずにはいられません。

伝統を支える職人たち

狭い作業場では、職人と少年が並んで機織りをしています。
真剣な表情で糸を通し、布を織り上げる手元には、長年の経験と誇りが宿っていました。
彼らの手仕事が、あの色鮮やかな布を生み出しているのです。
この光景を目にして、「ものづくりの力」と「受け継ぐ文化の大切さ」を強く実感しました。

海外旅行が教えてくれたこと

美しいものの裏にある現実を知り、人々の暮らしの中にある強さと矛盾を感じる。
観光地では見えない、本当の「日常」に触れること。
それこそが旅の醍醐味であり、世界を理解する一歩なのだと感じます。

知らない国に行くと生きるエネルギーをもらえるなぁ!
ABOUT ME
けーちゃん
年代:40代/性別:男性/職業:会社員 怠惰な生活を送りながら、自分のカラダを改善する。 残りの人生を楽しめるよう、日々の記録をしてみる。