朝から国会議事堂エリアを歩き回ったあと、午後はダッカ市内の足となり始めたメトロに乗ってみることにしました。歴史あるレンガ建築と、新しい交通インフラが同じ一枚の風景に混ざり合うダッカ。今日はそのギャップと躍動を肌で感じた一日になりました。
目次
レンガ造りの建物と議会バスのリアル
まず目に飛び込んできたのは、木々に囲まれたレンガ造りの建物。丸い大きな窓が独特で、国会議事堂周辺の施設らしく、重厚さと温かさが同居した雰囲気です。コンクリートの議会建物とはまた違う、人の生活の気配を感じました。
そのすぐ近くには、国会関係者用と思われるバスが停車中。フロントガラスにはひび割れが残り、働く車の日常を物語っています。きれいなだけではない、現場のリアルさを感じて、ここで働く人たちの毎日を想像してしまいました。



バングラデシュ ダッカ メトロ体験
次の目的地は、近年開業したばかりのダッカメトロ。高架駅に入ると、天井の高いコンコースと明るい照明が広がり、先ほどまでいた議会エリアとは雰囲気が一変します。案内サインにはベンガル語と英語が併記されていて、外国人にも分かりやすい設計です。
チケット売り場と改札は、どこか日本の駅にも通じる雰囲気。自動改札機の上には行き先案内や注意事項が表示され、交通インフラの近代化が一気に進んでいることを実感しました。

駅構内で感じた安全と安心
構内の床には点字ブロックが丁寧に敷かれ、エスカレーターや非常口のサインも分かりやすく掲示されています。朝から多くの人で混み合うダッカの道路を見てきただけに、この整然とした空間はとても印象的でした。
自動改札機の横には、係員が常駐して乗客を見守っています。新しい設備と人のサポートが組み合わさって、初めて利用する旅人でも安心して乗り込める雰囲気です。壁面に掲示されたメトロ路線図には、現在運行中のラインだけでなく、将来計画の路線も描かれており、これからの都市交通の広がりを想像させてくれます。


駅前に広がる屋台とリキシャの世界
メトロを降りて地上に出ると、そこにはまた別のダッカの顔が広がっていました。駅前の歩道には、スナックやフルーツを売る屋台が軒を連ね、その周りを色とりどりのリキシャが取り囲んでいます。クラクションと人の声が入り混じる音、香辛料の香り、ひんやりとした空気。五感に飛び込んでくる情報量が一気に増え、思わず立ち止まってしまうほどでした。
仕事帰りらしき人たちが軽くつまみを買い、屋台の店主と言葉を交わしながら笑っている姿が印象的です。最新のメトロと、この昔ながらの街角の風景が同じ一日の中に共存していることが、ダッカという都市の魅力そのものだと感じました。

一日のまとめ
国会議事堂周辺の重厚な景観から、ひびの入ったバスやレンガ造りの施設、そして最新のメトロと駅前の屋台街まで。今日は、バングラデシュ ダッカ メトロ体験を通じて、この街が抱える歴史と現在、そして未来への変化を一気に味わった一日でした。
整然とした駅構内で感じた安心感と、地上に戻ってからの雑多でエネルギッシュな街の空気。そのコントラストが強烈でありながら、不思議とどちらもダッカらしく思えてきます。次は実際にメトロで郊外まで足を延ばし、車窓から見える景色の変化も追いかけてみたいと感じました。







